梶賀 千鶴子

　宮城県仙台市生まれ。ミュージカル作家、振付師

　劇団四季『キャッツ』や『コーラスライン』『ジーザス・クライスト・スーパースター』等の演出補をはじめ、『ユタと不思議な仲間たち』『人間になりたがった猫』『魔法をすてたマジョリン』『むかしむかしゾウがきた』『エルリックコスモスの239時間（エルコスの祈り）』『冒険者たち（ガンバの大冒険）』等では台本作家・演出家として活躍。

　退団後は松本幸四郎主演ミュージカル『ZEAMI』、冨田勲オペラ『ヘンゼルとグレーテル』などの商業演劇演出や、自治体等からの依頼による創作ミュージカルづくりも数多く手掛け、1990年に私塾としてＳＣＳを立ち上げ(同年「ＳＣＳミュージカル研究所」に改称)仙台を中心に創作ミュージカルづくりを展開。

　近年は劇団四季を通じ『人間になりたがった猫」と『魔法をすてたマジョリン』が、中国各地でも上演されている（現地プロダクションによる中国語公演）。

　宮城県教育文化功労者（2010）、仙台市教育文化功労者（2020）、宮城学院女子大学非常勤講師（2008～2016）、宮城県文化芸術振興審議委員（2014～）